2019年5月12日日曜日

『魂の暦』第22週、朗読に不向きな翻訳

『魂の暦』第22週、朗読に不向きな翻訳

1912年9月1日~9月7日

Das Licht aus Weltenweiten,
  世界の彼方からの光が
Im Innern lebt es kräftig fort:
  内側において力強く生き続ける:
Es wird zum Seelenlichte
  それは魂の光となるだろう
Und leuchtet in die Geistestiefen,
  そして霊の深みまで照らし出す
Um Früchte zu entbinden,
  果実を繋がりから解くために
Die Menschenselbst aus Weltenselbst
  世界自己からの人間自己を
Im Zeitenlaufe reifen lassen.
  時の流れのなかで成熟させる

 第20週の方向が定まらない状態から、第21週では「見知らぬ威力」が私に働きかけ、方向性を示してくれました。そして第22週になると、事柄がさらに具体的になっていきます。外からやってくるものは「見知らぬもの」ではなく、「世界の彼方からの光」であるし、それは内側において生き続けるといいます。
さらにそれだけでなく、魂の光となり、霊の深みまで照らし出すというのです。そして、その光は果実を開放するためであるし、その果実とは、人間自己であり、それが時間の流れの中で世界自己から成熟してくるのです。
この週では「光」が鍵でしょう。世界の彼方からの光、内側の光、魂の光、霊の深みを照らす光というように、しだいに奥へと入り込んでいきます。

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