『魂の暦』第13週、朗読に不向きな翻訳
1912年6月30日~7月6日
Und bin ich in den Sinneshöhen,
そして私は感覚の高みに居る、
So flammt in meinen Seelentiefen
すると私の魂の深みで炎のごとく立ち上がる
Aus Geistes Feuerwelten
霊の火の世界から
Der Götter Wahrheitswort:
神々の真実の言葉が:
In Geistesgründen suche ahnend
「霊の基盤において予感しつつ探せ
Dich geistverwandt zu finden.
お前が霊と類縁であることを見出すべく」
夏至を過ぎたこの季節に、「私は感覚の高みに居る」というのは実感しやすいかもしれません。そして、この高みの対極とも言えるものが二つ登場します。一つは「魂の奥底」でもう一つは「霊の基盤」です。「感覚の高み」も含め日本語では「○○の✕✕」と表現していますが、言語ではそれぞれ「Sinnes=感覚höhen=高み」「Seelen=魂tiefen=深み」「Geistes=霊gründen=基盤」という造語による一単語です。しかも「魂の深み」では闇ではなく、炎が上がるイメージです。極端から極端へと行ったり来たりです。
そして、神の言葉の中に重要な語が登場します。「霊の基盤」です。ルドルフ・シュタイナーがこう言うとき、それは世界創造の霊的な出発点を指しています。まさに霊的宇宙、物質的宇宙の中心です。そこからの思考が考えへ結実し、その考えには世界の諸法則だけでなく創造の力も備わっています。それゆえ、「光あれ」という言葉で実際に光が生じるのです。
その基盤において、人間自身が霊と類縁であることを見い出せというのです。
人間にとっての究極の目標は、そうした霊の基盤に意識を持って到達することでしょうし、それは容易ではありません。しかしながら、太陽が最高点を迎えたこの時期には、人間は達する可能性を持っているのです。ただ、通常では意識は鈍ってしまっているのです。
夏至を過ぎたこの季節に、「私は感覚の高みに居る」というのは実感しやすいかもしれません。そして、この高みの対極とも言えるものが二つ登場します。一つは「魂の奥底」でもう一つは「霊の基盤」です。「感覚の高み」も含め日本語では「○○の✕✕」と表現していますが、言語ではそれぞれ「Sinnes=感覚höhen=高み」「Seelen=魂tiefen=深み」「Geistes=霊gründen=基盤」という造語による一単語です。しかも「魂の深み」では闇ではなく、炎が上がるイメージです。極端から極端へと行ったり来たりです。
そして、神の言葉の中に重要な語が登場します。「霊の基盤」です。ルドルフ・シュタイナーがこう言うとき、それは世界創造の霊的な出発点を指しています。まさに霊的宇宙、物質的宇宙の中心です。そこからの思考が考えへ結実し、その考えには世界の諸法則だけでなく創造の力も備わっています。それゆえ、「光あれ」という言葉で実際に光が生じるのです。
その基盤において、人間自身が霊と類縁であることを見い出せというのです。
人間にとっての究極の目標は、そうした霊の基盤に意識を持って到達することでしょうし、それは容易ではありません。しかしながら、太陽が最高点を迎えたこの時期には、人間は達する可能性を持っているのです。ただ、通常では意識は鈍ってしまっているのです。
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