■シンプルな理解
シュタイナーが言う「意志」とは、基本的には単に「やりたい」と思うことだけでなく、実際に行為に移すことを意味します。■代謝や消化も「意志的」
筋肉を動かせば、そこでは生化学的な代謝が行われ、実際に物質的な過程が起きます。また、消化吸収でも栄養物が実際に変化し、身体に取り込まれます。こうした過程も、シュタイナーの文脈では「意志的」と言われます。■意志の階層性(『一般人間学』第四講)
シュタイナーは人間を構成する「肉体」「エーテル体」「アストラル体」「自我」さらにはそれより高次の「霊我」「生命霊」「霊人」と意志のあり方を対応させています。- 霊人…決断(Entschulss)
- 生命霊…意図(Vorsatz)
- 霊我…願望(Wunsch)
- 自我…動機(Motiv)
- アストラル体…欲求(Begierde)
- エーテル体…衝動(Trieb)
- 肉体…本能(Instinkt)
詳細は、『一般人間学』第四講に登場します。
0 件のコメント:
コメントを投稿