■(思考、感情、意志)×(霊、魂、体)
思考、感情、意志の三層構造が、霊的、魂的、体的にどのように現われるかを『一般人間学』を元にまとめました。
■三層構造以外の『一般人間学』主要項目
(主要項目を網羅してはいません。大切なものを落としているかもしれません)。
認識の方法論的コメント
- 問いは具体的に。抽象的問いには際限がない。ch01
- 概念は分離のために用い、普遍化してはいけない。ch03
- 概念だけで理解しようとしてはいけない。事柄と事柄、つまり現象と現象を関連づけること。ch07
- 統一的観方と分離的観方のバランスが必要。ch07、ch08
- 初等教育においては、論理は教師が身をもって無言で伝える。ch09
- 定義付けではなく、性格付けをする。ch09
- 捉え方を常に流動的に保ち、過去の結論をいつでも変えられるようにする(子どもは成長し、変化していく)。ch11
教育的指針
- 概念ではなくイメージを教える(小学生?)ch02
- 繰り返し:意識的⇒意志発動、無意識的⇒感情、を強める。ch04
- 教育とは、意志の中に反感の力を持たせること。(呼吸を代謝から神経系に近づけるのと同義)ch05
- 感情or意志が優勢で眠った子どもには、意志に働きかける。ch06
- 記憶への意志を高めるためには、関心を高める。そのためには、子どもの習慣に働きかけることによって、意志を育て、記憶力を高める。
- 学ぶ内容がすべて《人間》という概念に統合される。ch09
- 7歳まで「世界はモラル的」。14歳まで「世界は美しい」。21歳まで「世界は真実」。ch09
- 《地下通路》によって子どもと繋がる。ch10
- 子ども一人一人が宇宙の中心。ch10
- 子どもの成長の変化を見取る必要がある(8年生担任)。ch11
- 記憶型の子どもとファンタジー型の子どもを見抜く。ch11
- 意味ある動きと意味なき動き、関心を伴った学習と機械的学習がある。ch13
- 子どもに《変化しないもの=死んだもの》を教え込んではいけない。しかし一部の《変化しないもの》、たとえば文法が子どもの魂の骨格になる。
その他
- 一点を両眼視できることが、自我体験と関係している。ch03
- 真の意志は、現われたものの背後にあり、より賢いch04
- 判断の客観的内容には感情は伴わない。しかし、正しさを確信する際には感情が重要である。ch05
- 感受は意志的。ch07
- 十二感覚論。ch08
批判
- 共産主義では、意志がないがしろにされている。ch04
- カント主義ch05
- ダーウィニズム
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