2053年12月29日月曜日

当blogの主な内容

このページの目次

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■著作、講演

■アントロポゾフィー重要基本概念

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霊界お手ごろランドから霊界へ
『神秘学概論』1~3章
イマギナチオーン、インスピラチオーン、イントゥイチオーンについての小考察
エーテル体についての簡潔な説明
学童期におけるエーテル体の誕生
アストラル体の働き
意識魂と悟性魂の違い
自我の由来と「私」という呼称
死から再受肉の人間の様子
自我が地上に降りられる条件
シュタイナー思想での《意志》
意志は萌芽的
共感と反感
【重要】 さまざまな仲介をする《形象意識》
純粋思考
シュタイナーが指摘したカント認識論の問題点
分析的悟性と統合的理性

■ゲーテアヌムのステンドグラス

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    西赤

南緑      北緑

南青      北青

南紫      北紫

南ローザ   北ローザ

■文化期

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文化期について(後アトランティス)
エジプト期の人類の意識
ロマネスク文化に現れた意識
ルネサンス・・・自らの内に中心を感じる

■《四大元素》

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《四大元素》01、地水風火
《四大》と植物
《四大》とプラトン立体
水が陸地の形をつくる場合
水はどう動く、どう動きたい(水の本質的な動き)
《風》元素の重要な一性質

■算数・数学

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シュタイナー学校1~8年生の算数カリキュラム
九九の糸かけ
デューラー魔方陣の秘密
ちょっと不思議な魔三角陣
魔女の魔方陣 from 『ファウスト』
見える美と、シュタイナー教育が目指す見えない美
二乗数の美しさ
二乗数の中の二乗数=25
「マイナス×マイナス」、現象が消えるとき、拠り所は
成長点では黄金比の角度で新芽ができる
地球から金星を見た視線が残ったとすると
地球を中心として見た金星の軌道

■水彩

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アントロポゾフィー絵画が目指す《色彩からの造形》
低学年はなぜ《ぬらし絵》?
ヘルムート・フォン・キューゲルゲン氏の絵画授業の進め方
最初のぬらし絵「緑&黄より青&黄の方が美しい」
色の物語
助けによって互いが活きる
上から描くクリスマス・ツリー
植物の緑を描く
葉から花へ(描き残す)
自然認識と水彩:○を集めるタンポポ
自然認識と水彩:○○を集めるツバキ
自然認識と水彩:アブラナ
自然認識と水彩:アサガオの特質
自然認識と水彩:キノコの「魔女の輪」
色彩から描く、4年生の金魚
「幼児ぬらし絵の会」を始めるために
ぬらし絵の「色剥げ現象」

■動物学

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4年生の動物学エポックの指針
『教育芸術』第7講、イカは頭の動物
鳥(ワシ)は感覚系の動物
ライオンはリズム系が発達した動物
ウシは消化・代謝系がドミナント
バイオ・ダイナミック農法とウシの角
ウマでは○○の発達が全体を支配している

■植物学

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『植物メタモルフォーゼ』J.W.v.ゲーテ
ゲーテ・シュタイナー形態学の極意
植物エポックの指針、ゼミナール第10講
5年生の植物エポックについてのまとめ
5年生の植物エポック教材、コケ
シュタイナー「スミレは控え目」
シュタイナー「ナデシコはコケット」
自然認識と水彩:○を集めるタンポポ
自然認識と水彩:○○を集めるツバキ
自然認識と水彩:アブラナ
自然認識と水彩:アサガオの特質
自然認識と水彩:キノコの「魔女の輪」
シクラメンにとっての水
ドクダミの観察
シダ、トクサ、ヒカゲノカズラの関係性

■音楽

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シュタイナー教育、低学年の音楽でカギとなる「五度の雰囲気」
耳は音から空気を分離する

■手の仕事

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クロスステッチによるコースターづくり
フラードームによる家づくりエポック
ペンの考察・・・デザインとは

■お話の素材

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水晶の物語
世界でたった一本しかない花のお話
聖クリストフォルス(クリスト・オフォルス)2年生、聖人伝教材
梅の話(小学校低学年向け)

■芸術の見方

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南禅院・方丈庭園に見られる「人生」の比喩
クリュニュー美術館蔵『貴婦人と一角獣』展
川村記念美術館のレンブラント

■医学

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アントロポゾフィー医学を学ぶにあたっての当面のロードマップ
秘されたる人体生理、第1講
秘されたる人体生理、第2講
秘されたる人体生理、第3講
秘されたる人体生理、第4講
『私たちの中の目に見えない人間』解説01
旧約聖書に暗示された『見えない人間』
霊学の観点からの医術の拡張
霊学の観点からの医術の拡張(独&和)

2053年12月1日月曜日

『一般人間学』総合案内ページ

■『一般人間学』本文 

本文の掲載は版の刷新のため、一時、休止しております。 2019.05.17
読み上げ音声ファイル・リンク
原文、全文のPDFへのリンク

■解説(一般人間学)

第03講要約(一般人間学)
第04講要約(一般人間学)
第05講要約(一般人間学)
第06講要約&一部解説(一般人間学)
第07講要約&一部解説(一般人間学)
第08講要約&一部解説(一般人間学)
第09講解説(一般人間学)
第10講解説(一般人間学)
第11講解説(一般人間学)
第12講解説(一般人間学)
第13講解説(一般人間学)
第14講解説(一般人間学)

■ 全14講の骨子

 (思考、感情、意志) × (霊、魂、体)の視点(一般人間学)

■個別の説明

▲霊の語意ch01 

霊界お手ごろランドから霊界へ・・・「霊」の語意
イマギナチオーン、インスピラチオーン、イントゥイチオーンについての小考察

▲文化期ch01

文化期について(後アトランティス)
エジプト期の人類の意識
ロマネスク文化に現れた意識
ルネサンス・・・自らの内に中心を感じる

▲人間の構成要素ch01 

エーテル体についての簡潔な説明
学童期におけるエーテル体の誕生
アストラル体の働き
意識魂と悟性魂の違い
死から再受肉の人間の様子
自我が地上に降りられる条件
自我の由来と「私」という呼称
呼吸の教育、『一般人間学』第一講との関連

■意志と表象ch02 

表象とは、また「表象が像的」とは?
シュタイナー思想での《意志》
意志は萌芽的
共感と反感
神経は反感的、血液は共感的

■その他の関連事項 

純粋思考ch03
本能:肉体、衝動:エーテル体、欲望:アストラル体ch04
シュタイナーが指摘したカント認識論の問題点ch05
【重要】 さまざまな仲介をする《形象意識》ch06
分析的悟性と統合的理性ch08

■レーバー解説(一般人間学) 

レーバー先生の要約/第01講
レーバー先生の要約/第02講
レーバー先生の要約/第03講
レーバー先生の要約/第04講
レーバー先生の要約/第05講
レーバー先生の要約/第06講
レーバー先生の要約/第07講
レーバー先生の要約/第08講
レーバー先生の要約/第09講
レーバー先生の要約/第10講
レーバー先生の要約/第11講
レーバー先生の要約/第12講
レーバー先生の要約/第13講
レーバー先生の要約/第14講

2020年3月29日日曜日

『魂の暦』第52週、朗読に不向きな翻訳

『魂の暦』第52週、朗読に不向きな翻訳

1913年3月30日~

Wenn aus den Seelentiefen
  魂深から
Der Geist sich wendet zu dem Weltensein
  霊が世界存在へと自らを向けるとき
Und Schönheit quillt aus Raumesweiten,
  そして美自体が空間的広がりから溢れ出るとき、
Dann zieht aus Himmelsfernen
  そのとき天遠方から入り込む
Des Lebens Kraft in Menschenleiber
  命の力が人間身体の中に
Und einet, machtvoll wirkend,
  そして一体にする、 威力豊に作用しつつ、
Des Geistes Wesen mit dem Menschensein.
  霊の本質を人間存在と。

2つの条件が満たされたときと、2つの事柄が「命の力」によって成就するという構造になっています。
その条件とは、「魂の深みから霊(あるいは、霊そのもの)が世界存在へと自らを向ける」と「美自体が空間的広がりから溢れ出るとき」です。
そこで成就されることは「人間身体に命の力が天遠方から引き込んでくること」であり、もう一つは「命の力が威力豊かに作用しつつ、霊の本質と人間存在とを一体にする」のです。

語順を変えて意味をより明確にしておきます。

魂深から、霊が世界存在へと自らを向けるとき
そして美自体が空間的広がりから溢れ出るとき、
そのとき命の力が、天遠方から人間身体の中に入り込み
そして 威力豊に作用しつつ、霊の本質を人間存在とを一体にする。

2020年3月22日日曜日

『魂の暦』第51週、朗読に不向きな翻訳

『魂の暦』第51週、朗読に不向きな翻訳
1913年3月23日~3月29日

Ins Innere des Menschenwesens
  人間存在の内側へと
Ergießt der Sinne Reichtum sich,
  感覚知覚の豊かさが注ぎ込まれる、
Es findet sich der Weltengeist
  世界霊は自らを見出す
Im Spiegelbild des Menschenauges,
  人間眼という鏡像の中に、
Das seine Kraft aus ihm
  その人間眼は自分の力を世界霊から
Sich neu erschaffen muß.
  新しく創造する必要がある。


1,2行目では、感覚界の事柄が人間の本質に流れ込みます。つまり、春になりさまざまな自然現象が人間の眼前に展開していきます。
ところが3、4行目では世界霊の側からの事柄が述べられます。人間の眼に世界霊が自らの鏡像を見出すというのです。そして、5、6行目はその人間の眼を説明します。眼は世界霊からその力を新たに創造する必要があると。つまり、感覚知覚の側から受け取るだけでなく、力を新たに創造する必要がありますし、そのためには世界霊とつながらなくてはなりません。その力は世界霊が与えてくれるものではないのです。

2020年3月15日日曜日

『魂の暦』第50週、朗読に不向きな翻訳

『魂の暦』第50週、朗読に不向きな翻訳
1913年3月16日~3月22日

Es spricht zum Menschen-Ich,
  それが人間-自我に語りかける、
Sich machtvoll offenbarend
  自らを威力豊かに開示しつつ
Und seines Wesens Kräfte lösend,
  その(自我の)本質の諸力を解放しつつ、
Des Weltendaseins Werdelust:
  世界存在の生成快が:
In dich mein Leben tragend
  お前(自我)の中に私の命を受け担うことで
Aus seinem Zauberbanne,
  その(自我の)魔法的呪縛から(離れ)、
Erreiche ich mein wahres Ziel.
  私は私の真の目標に到達する。

全体の主語は4行目の生成快(Werdelust、生成することの喜び)です。それが人間自我に語りかけますが、その状況を「自らを威力豊かに開示しつつ」と「その本質の諸力を開放しつつ」の二通りで修飾します。
そして5から7行目は「生成快」が語る内容で、その中心は「私は私の真の目標に到達する」で、そこに付帯的に「自我の魔法的呪縛から離れ、自我の中に生成快の命を担いつつ」がそれを修飾します。
語順を変えて整理するとおよそ次のようになります。

世界存在の生成快が、
自我の本質の諸力を解放しつつ、
自らを威力豊かに開示しつつ、
人間-自我に語りかける:
「自我の魔法的呪縛から離れ、
 お前(自我)の中に私の命を受け担うことで
 私は私の真の目標に到達する」と。