2014年12月1日月曜日

(思考、感情、意志) × (霊、魂、体)の視点(一般人間学)

■(思考、感情、意志)×(霊、魂、体)

思考、感情、意志の三層構造が、霊的、魂的、体的にどのように現われるかを『一般人間学』を元にまとめました。

■三層構造以外の『一般人間学』主要項目


(主要項目を網羅してはいません。大切なものを落としているかもしれません)。

認識の方法論的コメント

  1. 問いは具体的に。抽象的問いには際限がない。ch01
  2. 概念は分離のために用い、普遍化してはいけない。ch03
  3. 概念だけで理解しようとしてはいけない。事柄と事柄、つまり現象と現象を関連づけること。ch07
  4. 統一的観方と分離的観方のバランスが必要。ch07、ch08
  5. 初等教育においては、論理は教師が身をもって無言で伝える。ch09
  6. 定義付けではなく、性格付けをする。ch09
  7. 捉え方を常に流動的に保ち、過去の結論をいつでも変えられるようにする(子どもは成長し、変化していく)。ch11

教育的指針

  1. 概念ではなくイメージを教える(小学生?)ch02
  2. 繰り返し:意識的⇒意志発動、無意識的⇒感情、を強める。ch04
  3. 教育とは、意志の中に反感の力を持たせること。(呼吸を代謝から神経系に近づけるのと同義)ch05
  4. 感情or意志が優勢で眠った子どもには、意志に働きかける。ch06
  5. 記憶への意志を高めるためには、関心を高める。そのためには、子どもの習慣に働きかけることによって、意志を育て、記憶力を高める。
  6. 学ぶ内容がすべて《人間》という概念に統合される。ch09
  7. 7歳まで「世界はモラル的」。14歳まで「世界は美しい」。21歳まで「世界は真実」。ch09
  8. 《地下通路》によって子どもと繋がる。ch10
  9. 子ども一人一人が宇宙の中心。ch10
  10. 子どもの成長の変化を見取る必要がある(8年生担任)。ch11
  11. 記憶型の子どもとファンタジー型の子どもを見抜く。ch11
  12. 意味ある動きと意味なき動き、関心を伴った学習と機械的学習がある。ch13
  13. 子どもに《変化しないもの=死んだもの》を教え込んではいけない。しかし一部の《変化しないもの》、たとえば文法が子どもの魂の骨格になる。

その他

  1. 一点を両眼視できることが、自我体験と関係している。ch03
  2. 真の意志は、現われたものの背後にあり、より賢いch04
  3. 判断の客観的内容には感情は伴わない。しかし、正しさを確信する際には感情が重要である。ch05
  4. 感受は意志的。ch07
  5. 十二感覚論。ch08

批判

  1. 共産主義では、意志がないがしろにされている。ch04
  2. カント主義ch05
  3. ダーウィニズム