2014年8月7日木曜日

自然認識と水彩:キノコの「魔女の輪」

■魔女の輪

キノコには「魔女の輪(Hexenring)」と呼ばれる現象があります。ちなみに、英語圏では、「天使の輪」だそうです。これは、半径数メートルのキノコの輪が突然現れる現象です。文字通り「一晩で」現れることもあります。大きさはそのキノコの年齢によりますが、これまでに発見された最も大きな輪は半径150メートルに達するのだそうです。

これはキノコがいかに物質と深く結びついているかを示しているでしょう。言い換えると、目に見える部分は小さくても、隠れた部分で素材と、これは多くの場合植物の遺体ですが、深くつながっているのです。

このトピックは私のお気に入りの一つで、キノコについて語るときには必ず話します。これによって、目に見えない部分の広がりを紹介できるからです。この話をしてから水彩でキノコを描きますと、見えない部分をより大切にして描くことができます。




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